レジン複製用のシリコン型作成から注型まで
目次
原型を粘土埋めする
土台作成

粘土埋めする土台を平らにならします。

ブロックで囲む部分を切り落とす。
アンダーフロアの粘土埋め



パーツを粘土埋めして、離型剤をパーツ部分以外。粘土の部分に塗ります。
アンダーフロアのシリコン流し込み

パーツの上は、シリコンを糸状に細く薄く流します。

GSIクレオスのMr.シリコンを1回目50gと硬化剤2gとかさ増し用に粉砕したシリコンをパーツの無い部分に入れます。

シリコン2回目50gと硬化剤2gと粉砕したシリコンを流し込み



アンダーフロアのシリコン型完成。
ボディーの粘土埋め



粘土埋めと離型剤の塗布完了。
片側のシリコン型完成

コックピット周辺にシリコンが滲んでいますが、この部分に離型剤を塗らければ、上面のシリコンに吸着されますので、問題ありません。
ボディのシリコン型完成


レジンは開封後一気に劣化が進むので、シリコン型を全て作成してから購入して注型も出来るだけ短期間で行うようにします。
粘土埋めからシリコン型作成の動画
レジン注型

作成したシリコン型にレジンキャストを流し込み、固まるのを待つ。
クランプしていたゴムが少し弱かった


注型した物。型から外す時にシリコン型が痛んだりするので、修正しながらです。
レジンキャストの収縮

ウエーブのリジンキャストは1%程度収縮ので、原型よりも小さくなります。
デブコンETはほとんど収縮しない

ウェーブのレジンキャストが約1%収縮するのに対して、デブコンETは0.1%しか収縮しないので、ほぼ原型の大きさで復元できます。ただ、冬場はなかなか固まらないのが難点です。
ウェーブのレジンキャストは早く硬化が始まるので、かき混ぜるのを慌てて行っていましたが、デブコンETはウェーブのレジンキャストの感覚でかき混ぜると効果不良を起こします。
10分間ぐらいかき混ぜて、3日間置いてカチカチに硬化しました。
デブコンETとウェーブのレジンキャストの比較

デブコンETで作成したボディ

デブコンETはとても良いレジンキャストですが、ウェーブのレジンキャストよりもシリコンに食い付くので、離型剤を多く塗布しないと、レジンキャストにシリコンが持って行かれます。1ショット目でシリコン型が2つ壊れてしまいました。