1/43ジョーダンヤマハ192 京商を改造する

1/43ジョーダンヤマハ192 京商を改造する

簡単に組み立て出来るようになっている京商のジョーダン192

ボディーのディテールそのものは良いと思うのですが、サスペンションアームやドライブシャフトを下から入れるようになっているので、ボディーに深い切り込みがあるのが残念なところです。これを埋めてサスペンションアームを差し込むように改良したい。

MG modelと比較するとかなり違う

MG modelからかなりフロントノーズを絞ったつもりだったけど、京商はかなりシャープ。フロントノーズもリアエンドもかなり絞られている。デフォルメってどこまでやるかは難しい。

ボディーを修正

京商のボディーをシリコン型でレジンキャストで複製して、エポキシパテで修正。サスペンションアームを下から差し込むために大きく切り取られていたボディーを埋めて、フロントノーズの先を少し盛りました。スジボリを追加して、サスペンションアームを差し込む穴を空けました。

新車発表会バージョンだけの予定でしたが

新車発表会のバージョンのみ作成予定でしたが、開幕戦仕様やラジエターダクトがあるバージョンも作ることにしました。エアスンティークも少し延長しました。

薄い部分をエポキシパテで補強して、シリコンで型取りしたが、エポキシパテのザラザラな表面にシリコンが食い付き型から原型を取り出せない問題が発生。エポキシパテは裏面でもサンドペーパーで磨くか、磨けない場合は、エポキシパテの上から解きパテを流して、表面を滑らかにしておかないといけない。

エッチングが届いたので仮組してみました

京商のジョーダン192はフロントノーズが薄く、位置が高いので、フロントウイングの位置も高くなります。左右のサスペンションアームの穴の位置関係やキャンバー角やボディーからの距離、左リアがボディに近い、リアのブレーキダクトの位置もおかしいなどかなり修正しないといけない部分が発覚しました。まだまだ先は長い。

仮組みの後、瞬間接着剤を剥がすためにアセトンに浸すと、レジンがフニャフニャになってしまって全滅になってしまいました。仮組みはどうしてもしないといけないので、どうすれば良いか再検討が必要です。

セメダインBBXで仮組みが出来ました。貼ってはがせる弾性粘着剤です。

ドライブシャフトを後ろにずらし、左リアのサスペンションアームを前にずらしました。

フロントウイングを接着

フロントウイングをエポキシ接着剤で接着。サーフェイサーを先に吹くか迷いましたが、エアブラシで裏側も吹けば大丈夫だと判断して、先に接着しました。

セメダイン 貼ってはがせる弾性接着剤 BBX20ml を試してみます。

再度仮組み

全開の仮組みで左右が対象にならなかったり、キャンパー角がおかしかったりした部分は修正出来ました。タイヤもサンドペーパーで削りました。

セメダイン 貼ってはがせる弾性接着剤 BBX20mlで仮組みした後、バラすには引っ張ればバラバラになりますが、粘着物が残ります。指や爪でこそげ落とした後に残った粘着物は、アセトンで拭けば綺麗に取れます。アセトンで拭く程度なら、レジンキャストも傷みません。

ウイングの接着

リアウイング

リアウイングをエポキシ系接着で接着

フロントウイング

フロントウイングもエポキシ系接着剤で接着

サーフェイサーの吹付け

サーフェイサーを吹き付けしました。かなり表面が荒れているので、修正が必要です。

少し滑らかになりました

サーフェイサー吹付け。少し滑らかに

ホワイトサーフェイサーを吹いて下地完了

ホワイトサーフェイサーを吹いて下地がほぼ完了。かなり表面が滑らかになりましたがまだ、修正が必要。

インディーブルーを塗装

インディーフブルーを塗装

Mr.COLORの65番、インディーブルーを塗装。かなり近いイメージになって来ました。

塗装のやり直し

最初の塗装が砂吹きのようにブツブツになったので、一度塗装を落として、1000番のヤスリで磨いて、塗料を薄めて塗装のやり直し。綺麗な艶が出ました。

ボティーカラーを明るくしてホワイトを塗り分け

インディーブルでは色が濃過ぎるので、スカイブルー3:インディーブルー2に調色しました。ホワイト部分はホワイトにセールカラーを若干混ぜて調色しました。

マスキングしましたが、色のにじみがあるので、この後修正します。

ハンガリーグランプリバージョン 残すはブレーキランプのみ

Jordan192ハンガリーグランプリバージョン、ほぼ完成!

南アフリカグランプリバージョン

南アフリカグランプリバージョン。あとは、細かい所の修正とブレーキランプのみ。

京商ベースのハンガリーグランプリと南アフリカグランプリ。南アフリカはノーズの厚みを少し厚くしました。

再度原型から作成し直し

まだ、細部の修正が必要です。

※ここで作成しているものは、あくまで個人で楽しむ目的であり、一切販売はいたしません。この製品は自分自身のために作っているだけで販売の意図は全くありません。

One thought on “1/43ジョーダンヤマハ192 京商を改造する
  1. はじめまして、
    ジョーダンヤマハ192のフォルム
    が好きで暫くまえから楽しみに
    アクセスしています。

    実はこの192の中でも、サンマリノと
    モナコのみサイドポンツーンの後ろの
    アウトレットの下部にカバーの着いた
    カウルが仕様があります。

    過去にもこの仕様のキットがなく、
    自作しか無いか長年考えていました。

    ちょうど京商のキットを保持している
    ので、もし可能なら改造で製作して
    いただくことは出来ないかとのご相談
    です。

    是非ともよろしくお願いいたします。

  2. 松田様

    私も、ジョーダン192が大好きで、良いキットが無いので自作しようと悪戦苦闘しています。
    MGモデルベースでは、3種類作る予定にしています。
    https://www.pinterest.jp/pin/723812971340068558/
    の画像のボディーですね。
    まだまだ先は長いと思いますが、京商でもやって見ます。

    よろしくお願いいたします。

  3. ありがとうございます。

    その仕様が好きで是非とも実現
    させてください。
    191のタメオキットもそのまま製作
    出来ずにいつになるたことやら、、、

    GMモデルもこちらも共に楽しみに
    首を長くして待つことにします。

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